菅下氏は、かつて2016年の秋に
トランプ大統領が大統領選挙に勝利した4日後に行なわれた
スガシタボイスの会員を招待したセミナーで
と話しました。
その予言通り、アメリカの株価は歴史的な高値を記録。
当時長らく下落・調整していた日経平均株価も
17,000円前後から、2018年には2万円の大台に乗りました。
あれから3年————。
今年2019年はどのようなシナリオが予想されるのでしょうか?
振り返れば、2009年には麻生内閣が選挙で大敗、
当時の民主党に政権が移り、鳩山内閣が誕生しました。
これを受けて、菅下氏は
「2019年の夏の参院選は大きな意味を持つかもしれない」
と言います。
特に外国人投資家はアベノミクスを評価しているから
日本株を買っている背景がありますので、
この前提が崩れるような事態になれば冒頭にお話しした
日本株の大暴落が起こっても不思議ではありません。
ですから、今年は特に、
永田町の動きに注目しなければいけません。
菅下清廣氏といえば、ウォール街などの
実際の金融の最前線で磨き上げてきた知識と
古くから伝わるテクニカル分析・酒田五法や
国家の盛衰を占う算命学などを組み合わせた波動理論で有名です。
この波動理論によって過去には
など多くの予測を的中させてきました。
菅下氏は、日本の株価の波動をみて
アベノミクス相場の出発点である2012年から7年が経過
これまで続いた上昇の波動が、今年の選挙・消費税増税で一旦ここで終わる
可能性に触れています。
株価の波は大きく分けて4つの周期に分類されます。
波動というとオカルトめいたものに聞こえるかもしれません。
しかし、実際は景気や株価と密接に関わりがある
商品・サービスの生産や在庫、設備投資や
技術革新のサイクルと連動しているのです。
さて、話を日本の株価に戻すと、今年は
2012年12月に自民党が再び与党に復権してから7年目です。
これがちょうど「7年の波動」と重なるわけです。
過去、こうしたタイミングで株価のトレンドが
大きく転換しており、こうした根拠と経験法則から
菅下氏は今年を大きな節目だと捉えているのです。