2013年にオックスフォード大学でAI(人工知能)
などの研究を行う
マイケル・A・オズボーン准教授は
「雇用の未来」論文の中で
今後10〜20年の間に
702職種消えると発表しました。
当時、日本でも話題となりましたが
あれから5年経ち
今、さらにその速度に拍車がかかっています。
というのも、
アメリカでは世界初となる
AIドクターが正式に認可されました。
FDA(アメリカ食品医薬品局)から認可された
「IDx-DR」は
患部画像をAI(人工知能)で自動分析して
病気の診断を下すことが可能。
網膜画像900枚を使ってテストを行ったところ
その正答率は90%まで達しました。
もちろん、まだ100%ではないので
診断された患者は医師の再診を受ける必要があるものの
明らかにAIが私たちの仕事に
とって変わられてきています。
他にも、目の診断に関して言えば
グーグル傘下のAI企業
ディープマインド(DeepMind)は
網膜のスキャン画像から約50の疾病を
特定できるAIを開発し発表しました。
特にこのAIは
「診断のベースとなった
セグメンテーションを確認できる」
だけの説明能力を備えているとのことで
診断プロセスが非常に明確になっています。
たったここ数年で本格的に、
単純労働だけでなく
難関資格・高級取りの職業まで
AIに取って代わられてきているのです。
もしかすると、まだ
「自分には関係ない」
と思う方かもしれませんが
私たちはAIの存在を無視できないほど
大きな転換期を迎えています。